灯油価格の推移
2005年2月から今までの全国平均価格を、そのまま線にしました。18リットルのポリタンクを何缶使うかを入れると、昔の冬と今の冬でいくら違うのかが出ます。
出典:資源エネルギー庁 石油製品価格調査(民生用灯油価格)
https://www.enecho.meti.go.jp/statistics/petroleum_and_lpgas/pl007/results.html
当サイトでのデータ取得日:2026年9月6日
全国平均・円/18リットル(消費税込)。店頭価格と配達価格。
この記事のデータは2005年2月から2026年8月までの259カ月ぶんです。
18リットルあたりの全国平均価格
青い点が期間中の最安、赤い点が最高です。グラフは過去に起きたことの記録であり、この先の値を示すものではありません。
店頭・全国平均(2026年8月時点)
2,580円/18リットル
データの最初の月である2005年2月は982円でしたから、1,598円上がっています。いちばん安かったのは2005年2月の982円、いちばん高かったのは2026年7月の2,581円です。同じ2026年8月時点で、家まで届けてもらう配達価格は2,752円。店頭より172円高くなっています。
あなたの使い方だと、いくらになるか
1カ月に使うポリタンクの数と、暖房を使う月数を入れてください。暖房の使い方は住む場所で大きく違うので、「みんなはこれくらい」という数字はあえて出していません。去年の買い方を思い出して入れてみてください。
グラフの見どころ
灯油は冬に高くなる、というイメージがあるかもしれません。ただ、この数字からはそう言い切れません。259カ月ぶんを、その前後1年の平均とくらべて21年ぶんを平均すると、8月は約26円高く、1月は約18円低いという結果でした。ただしこれは平均したときの話で、毎年そうなっているわけではありません。8月が前後1年の平均より高かったのは21年のうち10年ぶん、1月が低かったのは21年のうち12年ぶんで、年によって向きが変わります。しかも2008年8月だけで平均より+477円と飛び抜けており、この年を除くと8月の平均は+3.1円まで小さくなります。夏は高く冬は安い、という法則があるとは、この数字は示していません。
季節の上下より、はるかに大きいのが数カ月単位の段差です。2008年11月には1カ月で424円下がり、2026年4月には1カ月で292円上がっています。2005年2月の982円と、2026年7月の2,581円では、同じ18リットルなのに1,599円の差があります。
買い方を「配達」に切り替えると、線がまるごと上に持ち上がります。配達は家まで届ける費用を含んだ価格で、2026年8月時点では店頭より172円高くなっています。この差は2005年2月時点では109円で、期間を通じて102円から177円のあいだで動いています。差がどんな費用でできているかは、この調査からはわからないため書いていません。
計算のしかたと、数字の出どころ
18リットルあたりの価格 × 入力した缶の数
その期間ぶん:
1カ月ぶん × 入力した月数
毎月同じ量を使い、価格もその月のまま変わらないと考えた場合の目安です。実際には冬のあいだも価格は動きます。
「店頭」と「配達」の違い:
店頭は自分でポリタンクを持って買いに行く場合の値段、配達は家まで届けてもらう場合の値段です。配達のほうが高い価格で調査されていますが、その差が何の費用にあたるかは、この調査からはわかりません。
もとの数字:
資源エネルギー庁が公表している民生用灯油の価格調査を、月ごとに平均しています。全国平均・消費税込みです。寒い地域ほど競争があって安い、といった地域差はここには表れません。
やっていないこと:
この記事ではこれから先の値段を予想していません。また、1シーズンに使う量の全国的な目安も出していません。根拠のある数字を持っていないためです。
⚠️ 表示している価格は全国の平均で、地域や店による差があります。最新の値は2026年8月時点のもので、その後の動きは含みません。計算結果は目安であり、今後の価格を約束するものではありません。
灯油を使う暖房器具は、必ず換気をしながらお使いください。また、ガソリンなど別の油をまちがえて入れると火災の原因になります。製品評価技術基盤機構(NITE)も同じ注意を出しています。
https://www.nite.go.jp/data/000004252.pdf